テレビマンやバンドマンが最初に教わること、それがケーブルの8の字巻き。
どんな長いケーブルであってもすぐに巻け、かつ絡まずあっという間にほどけるのが長所。
これを覚えると、ヘアドライヤーからイヤホンまで、
あらゆるケーブルの「絡み」から解放されます。
しかし、逆手巻き、逆相巻き等同じ様でちょっと違うような巻き方がいくつか存在し、
言葉での説明が難しいことも相まって勘違いして覚えている方もいらっしゃいます。
一度覚えれれば、一生便利に使える知識ですから、今回はケーブルの8の字巻きと、ほどき方を4倍スロー映像にて覚えていってください。
ライブ会場などでは100m単位のケーブルを扱うこともあるので、この知識は必須です。
vs 通常サイズケーブルの巻き方
ギター用シールドケーブル、XLR(キャノン)マイクケーブル、普段使うイヤホンなど
「普通な」ケーブルにはこちらを使います。
大口径電源ケーブルや1000W級の大型スピーカーケーブル、
マルチケーブルと呼ばれる複数チャンネル分のケーブルを一つにまとめたケーブルなどは
重量があるものも多く、それを何十メートル分も手に持つのはそれだけで重労働です。
そういった場合は、こちらの巻き方を使います。
床に置いたまま巻けるのがメリット。
誰かにケーブルを持って手繰ってもらうと巻きやすいですね。
使う際のほどき方
正しく巻けていればどうほどいても絡むことはまずありませんが、
リハーサルスタジオ等ほどいた後あまり動かさない場所では、
コネクタ部分を持ったまま自分の前に網を飛ばすようにケーブルを飛ばします。
すると、若干巻かれた状態のまま、ある程度の長さまで解けます。
その状態でギターとアンプ、マイクとミキサーなどに繋げば、演奏中に動いたりしても、自然にほどけていきますので絡むことはありません。