
CONTAX/Zeissを着けたSONY α7RⅢとPanasonic LUMIX GX7 MK.2を両手に、ふらりと鷹巣の港へ。
当初は海水浴場のある砂浜に行こうとしていたのですが、それよりも防波堤や護岸の黒いシルエットが映えそうな空の色を見て、急遽目的変更です。

シルエットの黒、沈む太陽の光、雲と海の境界線。右の葉と左下の葉、そして海の遠近感もしっかり感じられます。超高解像なSIGMA等現代のレンズとは違うエッジ感。

オールドによくみられる、周辺の光量落ちもまた味の一つ。ノスタルジックな気分になります。

世界が闇に包まれるような気配。

SS1/2秒のスローシャッター。シャッターを押す際にわずかに縦に動いたようですが、かえってそれが黒い気配の様な陰影になりました。Distagonは「湾曲がひどい」という評価がされていますが、中心部のシャープな描写から外周へと湾曲する、レンズの個性を活かした画。

サブで持っていたLUMIX GX7 Mk2とLUICAの25mmでも。絞り解放の光量落ちは強いですが、ふわっとした色合いです。