あらゆるギターを"鳴らしきる"ピッキング方法【エフェクタより変わる】

動画の補足。

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ピックの形状

ピックの形状は大別して

  • オニギリ(トライアングル)
  • ティアドロップ
  • ベースボール
  • 円形(硬貨等も含む)

と分かれるかと思いますが、個人的にはオニギリかティアドロップを勧めます。ベースボールはリズムが弾きにくいですし、円はコードが弾きにくい。

とはいえ、はっきり言って形状はさほどこだわる必要はないと思います。下のCLAYTONピックについては、どちらでも全く同じ感覚で弾けますし、動画で言っている通り、そもそも私は「ティアドロップの正しい持ち方」で弾いていませんし。。

ピックの厚さ

動画内でもテロップにて解説していますが、ピックの厚みは弾きやすさへとダイレクトに影響し、

  • 厚い……単音は弾きやすく、リズムは弾きにくく
  • 薄い……りずむは

なります。

弦を強くハジくほど、出音はより歪み、かつアタックも強くなります。そして、アタックが強くなると相対的にサステインが薄く聞こえる、でもちゃんと伸びているし、ピッキングを弱くすればアタックも弱くなるだけの余地がある。


ドラムのミュートの話ではないですが、制御不能なサステインは他の楽器を邪魔するだけ。
リードでサステインが欲しければ、P90ですので永遠にフィードバックしてくれますし。
……本当に音楽的なピックアップです。

バンドもののミックス等を自分でやるとわかりますが、エレキギターの美味しい部分はハイのハリではなくこの瞬間的かつ太いアタックにあり、バンド全体として聞いたときのリズムのタイト感や音圧感に影響してくる部分です。

mafuyu
一般的にはマイク録りしたギターは200Hz付近をカットするのが定石ですが、私のミックスではギターをほぼローカットしませんし、ロー専用のマイクを立てます(笑)

更に、私は使う弦もかなり太く、レギュラーチューニング用のTokai LS170も11-50がデフォルト、6弦をLOW-Bまで落としている'99 Gibson Custom Historicの57 Standardに至っては6弦が.60です。


こういった太いゲージの弦では、ピックがしなって弦に負けてくれないとピッチがシャープしてしまい、これまたバンドサウンドを濁らせる原因となるので、できる限り薄いピックを強烈にぶち当てることで

  • 音の太さ
  • ピッチ

両課題を解消しています。


ULTEM製のピック。アタックの強くザラっとした音になり、なおかつ薄いのでよくしなって弾きやすい。一度これを使うと音圧感の違いに驚くこと間違いなし。サイズ感や弦の抵抗感が、爪で弾くのと似ているのも長所。エレキもアコギも、私は5年以上これを使い続けています、もう他の材質には戻れません。。

ただし、厚いピックと比べてピック自体の重みは確実に落ちますので、動画で実演している「強くはじく」ピッキングでしっかりと力を伝えないて弾かないとスッカスカの音になりますし、ソロのハンマリング/プリングのタイミングもシビアになります(笑)

技術が要求されるピックですが、ピックに甘えなくなる分上達も早いです。

ドロップチューニング用には0.45をチョイス。


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ピックの持ち方

動画内では普通に持っていますが、Van Halenの真似事で

親指と中指

でホールドすることがあります。こうするとより「弦に対して垂直に」ピックが衝突するようになり、更にアタック感と歪み感が増します。正しいフォームで右手が動いていれば、単純に

親指+人差し指

から

親指+中指

に持ち替えるだけで音を変えられます。エフェクター等機材をバンバン変えるより、こういうところで音を突き詰めてから機材を揃える方が散財しなくて済みますよ。

まあ……私の場合、挙句の果てにはピックを使わず人差し指の爪で弾いたり、ロック楽曲だろうがスリーフィンガーで弾くことも普通にあるんですけどね……(笑)

なんにせよ、無駄に力を入れることはギターのポテンシャルを阻害するだけです。これだけは覚えておくべし。

動き

実際の動きは、Ashmallのライブ映像でも確認できます。

このピッキングのことを、成毛滋氏だったか、

キーイグニッション・モーション

……といった感じに表現しておられましたが、まさにその通り。カギをひねる動き、または濡れた手を払う動きですね。


ぶっちゃけ見た目は大仰でも、実際にはただ手首の回転運動に過ぎませんから、それこそ何時間続けようが疲れませんし、瞬間的にしか当たりませんので弦への負担も最小限。かつ、上記の"いい音のためのピッキング"に必要な要素を全て備えます。

上記の通り、自分のギターに張った弦が持つ最大音量を、最大限にまで絞り出すことを最優先する強烈なピッキングを何時間続けても、ピックが割れたり腕が疲れたり、弦が切れない理由はここにあります。

私はこの方法論をUlrich Jon Rothのプレイから学びましたが、全く同じ動きのままYngwie Malmsteenの様に速いパッセージにも対応できますし、Jimi Hendrix/Stevie Ray Vaughanの様にブリッジからネックまでをもフルに使って音の高さ/丸さを変え、リズムを刻んだりと、プレイの可能性はほぼ無限です。

是非、マスターしてみて下さい。ギターのポテンシャルを最大限に弾き出せるこのコントロール方法を学んだ瞬間、ギターの表現力は一気に向上します。

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