O8N2(Ozone 8 AdvancedとNeutron 2 Advancedのバンドル)に付属する、
iZotope Visual Mixer。実際どうなのか、文章と動画で解説。
売れてるようですね~、しょっちゅう取り寄せ品になってます。
プラグインレビューで余計なトークなど不要だと思っているので、
巻きで解説したら1分で終わりました(笑)
詳細(というほども無いですが……)は動画をご覧いただくとして、
簡単に説明するなら
下準備として、Visual Mixerで操作したい全トラックにNeutronまたはMixTapをインサート。
マスターフェーダーか適当なAUXトラックにVisual Mixerをインサート。
縦軸ドラッグで音量、左右ドラッグでLR調整。
下準備でステレオモジュールをインサートしたトラックは、左右に伸びたハンドルで
ステレオ幅の調整も可能。
といったところ。
ボリュームとパン設定を素早く調整出来る
DAWのボリュームとパンを使うより圧倒的に楽なのは確かで、
特にスタジオで扱うような、
ProToolsでの大規模プロジェクトだとトラック数が100を越えることも当たり前なので、
横にスクロールするProTools純正のミキサー画面よりも
縦にスクロールするVisual Mixerの方が
楽という面もありそうです。
人間の眼は 構造として横よりも縦の動きの方が得意ですからね。

やってみてください、
左右運動よりも上下運動の方が早く動きますよね?
当ブログでもこの面を考慮して縦に長くしています
ステレオ幅をクリック&ドラッグで超簡単に変更できる
というのも良い機能だと思います。
この手軽さと分かりやすさは単体でもプラグインとして欲しいくらいです。
さて、実際の使い方としては
Visual Mixerを表示しておけばいつでもトラックのパンとボリュームにアクセスできる、
という状態にしての使い方がいいでしょう。
画面の片隅にでもプラグインを置いておいて、
気になったトラックをちょこっと調整出来るのが有用。
とはいえ、まだミキサーとして完全には使えないと思います。
可能性の話として、Softube Console1の様に、
ソロとミュートまで制御出来ると完全にミキサーとして使えるんですが。
それをするには、
全トラックにiZotopeの息のかかった(笑)プラグインが必要なんでしょうが。
更にその上で、一つの画面でNeutronのEQとコンプ等各モジュールまで制御できたら……
ミックスからマスタリングまで、ポストプロダクションフェイズに必要な機能をすべて備えた、
包括的なワークステーションになるのでは?
ぜひここを目指してもらいたいものですね!