【実写レビュー】SONY FE24-70 GM【ライブレポVol.4】

お馴染み「焼肉屋ホルモン亭 @MtHkck」さん、福井HALL BEEにて。

  • 0:25~1:40 LUMIX GX7Mk.Ⅱ
  • 1:40~4:03 SONY XPERIA 1 Cinema Pro
  • 4:03~5:00 SONY α7RⅡ+24-70 GM(Cine4ガンマ)

XPERIA 1の映像美がここでも活きています。

さて、そんなわけで……FE24-70 G-MASTERを導入しましたので、実戦投入です。FEは「Full frame E-Mount」の略だそうで。カタログを見て初めて知りました。

ライブフォトというシチュエーションは、

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逆光+低照度+動きの早い被写体

というカメラにとっては最悪に近い環境ですので、カメラとレンズシステムの限界を知るのに最適です。(照明が入る演奏場面であれば、思われているほど真っ暗にはなりませんが)

また、ロックバンドはたいてい黒系の衣装を着ますので、低照度&低コントラスト差な被写体へのAF精度も試せます。

全編α7RⅢ + 24-70 GM + Lightroom CCで現像。上記過去記事の時点では、ボディは同じα7RⅢのままCONTAX/ZEISSのレンズを使っていますので、色ノリ感を比較してみてください。

撮影時の設定

通常ライブハウスは演奏開始までが超暗いので、演奏開始後30秒ほどの間に(つまり照明の感じを把握してから)ゼブラ70%を顔や肌に合わせ、ISOを調整。

シャッター優先AEまたはマニュアル露出を基本にして、SSは1/200くらいを基本にすると綺麗に止める事ができます。絞りはほぼ全編で開放の2.8ですが、G-MASTERは絞り開放でも強烈な解像感を維持してくれますし、周辺減光も感じません。

というか、そもそもライブフォトはそもそも黒背景が当たり前なので、全く問題なし(笑)

アブソリュート
ISOがAUTOになると、照明の点滅を受けて平気で12800とかになったりします。

そんなフルサイズ+絞り開放のシビアなピントも、AF設定は

フォーカスエリア - ゾーン
AF-C

で、ほぼほぼ問題なし。合焦は素晴らしく早く、今までに経験したレンズ群の中でも間違いなくトップです。コントラスト差がある被写体であれば文字通り一瞬ですし、どんなに微妙な場面でも2秒とかかりません。

明るい場面では瞳AFも動作しますが、さすがにそれだけには頼れません。
ドラムのスタンド間から覗く顔を狙うようなシーンでは、ピーキング付きMFで追い込むのも有効だと思います。


私のα7は、

  • 半押しでのAFを無効にし、
  • AELボタンに一時的にフォーカスリングをアクティブにできる「押す間AF/MF」
  • AF-ONボタンには「ピント拡大」(Zeiss等AFの無いオールドレンズも使う為)

をアサインしているので、例えば


奏者の顔にピントを置きたいが、その手前にある楽器のネックにAFが吸われている

といった状態からも素早くリカバリして撮影できるようにしています。こういった場面は時折あり、小さなライブハウスだと人と物が近いため特に顕著。


バンド楽器の奏者って、"左右"には多少動きますが、そもそものスペースやエフェクターなどの都合で"前後の方向"にまで動ける人は少ないので、MFでも十分追い込めます。(一部例外的な方々を除く)

mafuyu
α7は背面液晶をタッチパッド的に使い、AFターゲットを指定したり出来るのでそちらも使えるのですが、慣れの問題でMFを使う場面が多いです。
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雑感

ZEISSの厚い色ノリこそありませんが、ボケ最重視だとか超望遠が要るとかではない「普通に撮る」シチュエーションにおいて24-70GMは最適ではないでしょうか。

とにかく

  • 合焦速度
  • 描写力
  • 像感

凄まじいレベルで並立されているで、どんな場面でも「まず間違いはない」写真が撮れます。ウエディングだとか記録写真だとか、仕事でSONYを使っているカメラマンのほとんどがこれを使っている理由がよく分かります。

まあ、結局ボケ量はf値1.4クラスのGM単焦点、色ノリ感はZEISSレンズに劣るのは確かなのですが、それでもズームレンズでこの性能は圧倒的すぎます。ライブハウスでの撮影などという、ただでさえ忙しく混みごみしたシチュエーションでいちいちレンズ交換なんてやっていられませんから、大変良い選択肢だと思います。

ついでに、ぼかしていく際のボケ方は本当に最高。とろけるようなボケ感といいますが、まさにそんな感じ。

こちらの映像の1:20から使っていますので、ぜひご覧ください、きっと「これだ!」と思われるハズ(笑)

ところで、これは本体の話なのですが、背面液晶のチルトが簡単で、なおかつ軽く引っかける程度では開かない、という絶妙なトルク。下からかなりアオって撮ったり、来場されたお客様の上から通したりするような撮影シーンで非常に便利ですね。
サブのPanasonic GX7MK.Ⅱはチルトがかなり固いんですよね~。


ですが気になった点として、撮ることに集中しすぎていると、いつの間にか露出補正ダイアルが回っていることが。ファインダーに露出表示があるのでシャッターを切る前には気がつけますが、

なんか明るいな……


と思ったらいつの間にかダイアルが+1とかになっていたり。お客様の邪魔にならないようにというのが大前提ですから、間を縫うようにコソコソ動くことを意識してる間にどこかに当たってるようです。

風景撮影等でも、カバンへと入れるとき、または取り出すときに引っかかるらしく勝手に回っていることがたまにあるので、気をつけないといけないところ。


ダイアルで露出補正できるのはαの良いところですし、Canonみたくワンアクション増やすのも……どうだ?という感じですけどね。

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