
はい、前からやろうと思っていたんです。
これをやった時点で、Xperia1は下手なビデオカメラよりよっぽど「印象的な」画が撮れると分かっていましたが、難点がありました。つまり、スマホである以上
屋外にて画面が見づらい事。
これは本格的に映像とか写真を撮るにあたって致命的です。一度収録したものが真っ白に「白飛び」してしまえば、そこにはもはや「色の情報」は存在せず、あとからPhotoshopだとかDavinci Resolveだとかで補正することができません。(存在しないものは付け加えられません)
実際に何度も屋外での撮影で使おうとしたのですが、画面の輝度を最大にしようが真夏の晴天下ではISOやSSを上げなければ構図の確認すらできず、かといってそれらを上げると白飛びを起こす……といった状況でした。Xperia1はせっかくHDRのBT.2020(4K規格で表現できる色域)に完全対応する超高度なモニタと、秀逸な色を出せるシステムになり得るのに、これはあまりにも惜しい。
ということで、やっちゃいました。

液晶シェード
ドローンのモニタリング等で需要は既に存在していて、こういった市販品も存在します。
価格も1000円から3000円程度と、別に大したことはないのですが、Xperia1にぴったり合うものは存在しませんでしたし、そもそもが
これって100均の厚紙あれば作れるんじゃね?(笑)
ということで作ってみた結果がこちらです。

使用したもの・作り方
近場にあるダイソーにて
- 黒色の厚紙(3枚入りで100円、想像よりも大きめの物がよい)
- マジックテープ(正方形ではなくて長方形な、幅が狭めのタイプ。なければ在りもので買って切ればよろしい)
を購入しただけ。あとはカッターとハサミ、カッティングマット程度があれば普通に作れます。ホームセンターなどに行けば、もう少ししっかりした素材(プラ板とか)があるかもしれませんが、手軽さを優先してダイソーです。
作り方に関しては、まあ普通に

こんな感じの物体になるように切断して、マジックテープで組み立てられるようにしただけです。
上の画面でマジックテープ貼られている部分が、\(^o^)/の腕に当たる部分を上から覆うようにするのがちょっとしたコツでしょうか。そうすることで、わずかな光の入射も許しません。
実際の屋外撮影で軽くテストで使ってみましたが、いいですよ、これ(笑)
上記の様な市販品は試していませんが、必要十分というか、普通に使えるようになりました。運動会等でスマホで屋外撮影を行う機会も増える時期です、超手抜きながら超効果的な、スマホシェードの作り方でした。
