【本手順で撤回されました】Youtubeでの海外楽曲カバーと著作権処理
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この動画の音声はAC/DC-Back In Blackのカバーになっていますが、すべて私たちによって録音・アレンジ・ミックス処理されたものですし、映像も私たちが制作しました。

別にカバー動画として作ったわけでもないですが、Content IDによる収益化処理がなされました。

さて、Youtube Studioの「動画の管理」タブから動画情報を見ると、著作権侵害の申し立てが行われたとあります。ここをクリックし、著作権侵害申し立ての詳細を表示。

すると、申し立てをした団体名が表示されます。

今回の例では、Back in Blackのギターとして認識されているようですが、先述の通りこの動画の全ては私が演奏し録音したもの。

申し立てをした「 The Orchard Music」は、「Big Eye Music」の代理を名乗っています。

しかし、この「Big Eye Music」は1992年設立のレーベルであり、Google画像検索を見る限りAC/DCのようなビッグネームを任せられるほどの実力のあるレーベルとは思えません。

他にも、

LatinAutor, ARESA, LatinAutor - PeerMusic, Abramus Digital

といった、ネット上で「著作権泥棒」的な扱いをされている団体の名前がちらほら。

YoutubeとJASRACが交わしている包括契約は「国内曲に限る」という条件付きですので、線引きは微妙なところですが……。

AC/DC自体に金が入るのはまあ納得できますが、自分たちが演奏した動画で赤の他人が収益を得るのは理屈が通りませんので、異議申し立てを行ってみます。

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異議申し立ての手順


「著作権侵害申し立ての詳細を表示」 をクリック

右下の「操作を選択」から、「異議申し立て」を選択。

この例では、とりあえず的に

この動画は私のオリジナル コンテンツで、私がすべての権利を所有しています。

を選択しました。

理由としては、

The audio and video of this video are all recorded, edited and produced by us and do not include any elements of the original music by AC / DC.

この動画の音声・映像は全てが私たちにより録音・編集・制作されたものであり、AC/DCによるオリジナル楽曲の要素は一切含まれません。

と表記しておきました。

チェックボックスに必要なチェックを入れ、これは法的な手続きになりますので署名します。

確認が終わったら、「進む」をクリックして情報を送信。

その後、申し立てた側から30日以内に返答があります。

30日経過後の追記

30日経過後、The Orchard Musicは著作権侵害の申し立てを撤回しました。

投稿者側からの申し立てから30日間、「著作権管理者」側から返答がなければ自動的に撤回されるようです。

正当な権利があるにもかかわらず著作権侵害の申し立てを受けた場合には、異議申し立てを行うことで撤回される事もあるようですね。

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